調達・荷受の作業コストを大幅削減。毎月の請求処理が1万件から20件に削減
同社では、全国約600店舗をもっており、薬袋、分包紙、お薬手帳、薬容器・ラベルなどの店舗用品を調達していました。調達は、各店舗ごとに様々なサプライヤーに対しておこなっていました。そのため、調達先が統一できていませんでした。
店舗側では、各サプライヤーから商品がバラバラに届くため荷受回数が多いことや、忙しい時間帯にも商品が届くことに負担を感じていました。また、店舗によっては、店舗用品の保管スペースが十分に確保できず、店舗用品の保管管理が困難などの問題も発生していました。
また、経理部では、毎月約1万件もの請求書が各店舗から送られてきており、膨大な数の請求書を手作業でチェックする必要がありました。作業量が多いことや、人がおこなっているため人的ミスが発生することもあり、経理担当者の負担も大きくなっていました。
そのため、同社では「店舗用品の調達先統一と管理」を目的に、自社の調達・購買プロセスの見直しをおこなうことになりました。
ビズネットの調達購買デジタル化サービスの「ユーザーカタログ」「ベーシックカタログ」の機能をご利用いただくことで、店舗に必要な幅広い物品の購入窓口が一本化し、調達先の統一が実現しました。(図1)
調達先が統一したことで、各店舗にバラバラに届いていた荷物の配送を、月1回の定期配送にすることができました。それにより、荷受回数が減り、店舗側の業務負担が改善されました。また、お客さまの店舗用品をビズネットがお預かりし、必要時にお届けする「物流代行サービス」もご利用いただくことで、店舗用品の保管スペースの確保が実現しました。(図2)
経理部では、請求がまとまり一括になりました。そのため、これまでの膨大な請求書を細かくチェックしていた手間とコストが削減されました。また、支払業務のために必要なデータもシステムで管理し、リアルタイムで確認できるようになったため、人的ミスの発生も抑えられるようになりました。
調剤薬局チェーン会社様
業種 |
調剤薬局チェーン |
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部門 |
全国の店舗、経理部門 |
従業員数 |
約5,000名 |
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