【間接材・社内物品運用のケーススタディ】営業部門の在庫管理について

コラム

間接材・社内物品の運用について、業種・業態ごとに具体的に考えるシリーズ。今回は営業部門における販促品の運用についてです。

営業部門で特徴的な物品といえば、カタログやパンフレット、ノベルティといった販促用品や約款、契約書などの印刷物があげられます。

営業部門の在庫の課題

 

営業所の倉庫でよく見られる風景として、古いパンフレットやカタログなどが山積みになっていることがあります。「パンフレット・カタログを切らしてはいけない」という意識が強く働き、多めに注文してしまうからです。

大量のパンフレットの在庫を抱えたまま、次の商品が発売される時期がやってきます。内容が古くなってしまったパンフレットは使えなくなり、また新たなパンフレットを作成して在庫する・・・・というサイクルになり、使えなくなった販促品が「倉庫の肥やし」となってしまうのです。

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もし、パンフレット類が必要なときに必要な分だけ営業担当者の手元にあれば、無駄になる印刷物が少なくなるはずですし、オフィスのスペースも片付いて広くなることでしょう。

では、コスト削減のため、たとえば営業担当者が事前にその週に必要な分を申告、発注するようにしてはどうなるでしょうか。

最近ではスピード印刷サービスの登場により、以前と比べてかなり印刷物の制作は時間短縮となりましたが、通常は納品まで若干時間がかかりますし、倉庫を用意して、本社・本部の担当者が在庫管理、手配管理業務を行うとなると、社内での業務調整も必要になってきます。

全国に何百、何千という販売店や営業所・代理店を持つ企業では、専任の担当者を何名かつけることもありますが、結果的には人件費などの余分なコストがかかってしまうこともあります。

BPOを活用するメリット

そこで、販促品の取り扱い業務ごとアウトソーシングしてみてはどうでしょう。いわゆるBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービスを活用すると、受注、印刷の発注、印刷物やノベルティの在庫管理、出荷管理をまるまるアウトソーシングできます。

cl_c62.pngこのBPOサービスを使い、Webから注文を受け、在庫があれば倉庫からピックアップし、発注者に送ります。ない場合は至急印刷会社にオーダーすることで、発注者はもちろんのこと、本社、本部の担当者の業務は大幅に軽減することが期待できます。

このようなサービスは拠点数が多ければ多いほど、コスト削減の効果は高まります。BPOサービスを導入検討する際には、コストメリットを出せるかどうかなどの検討をする必要があります。

BPOサービスのサプライヤーに試算シミュレーションをするところがありますので、相談したうえで決定したほうがよいでしょう。

【社内物品とは】
業務上必要な「オフィス用品、販促物、印刷物、備品、工具、その他消耗品」を総称したビズネットオリジナルの名称です。間接材、用度品、副資材など、業種や企業によってその呼び方は異なります。

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